ヒマシ油

ヒマシ油

CAS: 8001-79-4
分子式:C ₅₇H₁₀ ₅の4O9
相対分子量: 933.47

構造式:

1.製品特性

ヒマシ油は無色から淡黄色の粘性のある液体で、独特のにおいがある。粘度が高く、密度は約0.96g/cm³、鹸化価は約185mg/gである。 水には溶けないが、有機溶剤には溶ける。このオイルはリシノール酸を多く含むことで知られ、そのユニークな特性と用途に寄与している。

2.品質基準

パラメータ仕様
カラー黄色~褐色がかった黄色
酸価≤ 0.5 mgKOH/g
鹸化価185-195mg/g
ヨウ素価80~90g/100グラム
遊離脂肪酸≤ 0.3%
水分≤ 0.1%
密度 (20°C, g/cm³)0.96-0.98

3.適用範囲と使用方法

ヒマシ油は、その高い粘性とユニークな脂肪酸組成により、ポリウレタンフォーム、潤滑油、油圧作動油の製造に広く使用されている。また、セバシン酸やグリセロールなど、様々な化学物質の合成原料としても使用されている。化粧品業界では、その閉塞性からエモリエント剤や保湿剤として使用されている。さらに、ワニスのベースとして、また塗料やインクの成分としても使用される。

4.パッケージと保管

ひまし油は通常、200リットルのドラム缶または1000リットルのIBC容器に詰められている。直射日光や熱源を避け、涼しく乾燥した風通しの良い場所に保管する必要がある。オイルの品質を保つため、保管温度は25℃を超えないこと。ドラム缶の積み重ねは、損傷を防ぎ、出し入れを容易にするため、2段までとする。